先週、気仙沼と、気仙沼大島へ行ってきました。
東日本大震災から4か月以上が経過しましたが、まだまだ瓦礫の撤去も終わらず、復興以前の状態な場所がたくさんありました。
今回、思い入れのある気仙沼の現状をいろいろ撮影してきましたが、今日は震災前と震災後の対比を載せます。
(今回撮影してきた写真と同じ構図のものを、過去に撮影したもののなかから探し出しました)
・大島の亀山から気仙沼を望む
目の前は気仙沼の朝日町、川口町。
左側に少しだけ見える水路は大川の河口。右側の水路は気仙沼湾。


・大島、浦の浜港
土産物屋やお休み処の建物が、ほぼすべて消滅しました。
そして、フェリーと客船が陸に打ち上げられています。


・大島、田中浜海水浴場と小田の浜海水浴場
手前が田中浜海水浴場で、奥が小田の浜海水浴場です。
海岸線が激変したので、両方の写真に矢印をつけてみました。
両写真で、赤矢印は同じ場所を指し示しています。
見てわかるように、二つの海水浴場の砂浜は、ほぼ消滅しました。
(島全体が数十センチ〜1メートルくらい沈下したため)


・大島、小田の浜海水浴場の砂浜
小田の浜海水浴場です。
震災前の写真で、(A)に人が座っており、コンクリが(B)まで見えています。その先は砂浜。
震災後は砂浜が消滅し、コンクリのところまで海になってしまいました。


・大島、小田の浜の防波堤と灯台
4月7日の余震で小田の浜漁港の防波堤が壊れ、灯台が傾いてしまいました。


毎年のように海水浴を楽しんでいた気仙沼・大島。
今回の地震による地盤沈下で砂浜がなくなってしまいましたが、これまで沢山の思い出をくれた浜辺に感謝。。。
