
さてさて、785段の石段をどんどん上がります。
足に自信の無い方は、かごを利用するのも一つの手。
(どこまで上がってくれるのかは聞かなかったので不明)
288段付近、右手に開けた場所があり
「琴陵宥常銅像(ことおかひろつねどうぞう)」が立っています。
「琴陵宥常」とは、明治中期における金刀比羅宮の宮司で本殿の再営などを実施し今日の金刀比羅宮の礎を築いた方だそうです。

351段付近、青銅で出来た大きな灯篭。

628段付近、旭社。立派だ。

そして、登り始めて30分、ようやく785段クリアー!
本宮に到着しました。

それにしても、この日は寒い日でした。
屋根に雪が積もっているのにはびっくり。

渡り廊下を宮司が歩いていきます。

そして、本宮では巫女さんが舞っていました。

左の方には、様々な奉納物が。

こんぴらさんは海の守り神としても信仰されています。
そのためか、こんな「モルツマーメイド号」が奉納されていました。
アルミ缶をリサイクルして作ったソーラーボートで、堀江健一さんが太平洋を横断した船。

(説明はこちら)

本宮は海抜251m、讃岐平野を眼下に見下ろすことが出来ます。

左手を眺めると瀬戸大橋が見えます。

さて、こんぴらさんは、これで終わりではありません。
奥社をめざしてレッツゴー!
途中、白峰神社でひとやすみ。

本殿から歩くこと25分、583段を上りきり、785+583=1368段目!!

これが奥社。

奥社から眺める讃岐平野(飯野山)。
正面に見えるのは讃岐富士。

ズームして讃岐富士に寄ってみました。
ぽっこり丸い。

こちらは、下界に下りてすぐ近くから撮影した讃岐富士。

こちらは「こんぴら狗」
江戸時代、飼い主が犬を代参としてこんぴらさんへ旅立たせることがあったそうです。
こんぴらさんに納める初穂料と道中の犬の食費を入れた袋を首につけます。
旅人の手から手へと犬は受け渡され(一緒に旅をして)、ちゃんと江戸まで戻ってきたというのですから驚きです。

本殿まで785段、そこから奥社まで583段、合計1368段、とても大変でしたが達成感のある階段でした。
(翌日は、ふくらはぎが筋肉痛…)
posted by castle at 05:13|
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香川